p53遺伝子は、RB遺伝子とともに最もよく知られている癌抑制遺伝子である。
p53のpは蛋白質(protein)、53は分子量53,000を意味し、タンパクは393個のアミノ酸から構成されている。
人間のp53遺伝子は、第17番染色体短腕上(17p13.1)に存在する。
この遺伝子は進化的に保存されており、昆虫や軟体動物にも存在している。ただしそれらのアミノ酸一次配列はかなり多様化している。またパラログとして p63 や p73 もある。
細胞が癌化するためには複数の癌遺伝子と癌抑制遺伝子の変化が必要らしいことが分かっているが、 p53遺伝子は悪性腫瘍において最も高頻度に異常が認められている
。p53は、細胞の恒常性の維持やアポトーシス誘導といった重要な役割を持つことから、ゲノムの守護者 (The Guardian of the genome) とも表現される。
ピンクリボン(Pink ribbon)とは、乳がんの撲滅、検診の早期受診を啓蒙・推進するために行われる世界規模のキャンペーン、もしくはそのシンボル。日本人女性のうち、乳がんを発症する割合は約25人に1人と言われており、また、乳がんで死亡する女性の数は年間約1万人弱とされ、そのキャンペーンは年を増すごとに拡大している。
『ウィキペディア(Wikipedia)』フリー百科事典より
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